マンガ・イラストコースではどんなことが学べるの?授業について教えて!(北海道芸術高等学校 札幌キャンパス編)

デッサンの授業中
デッサンの授業中
デジタルイラスト1年次の作品
デジタルイラスト1年次の作品
構図・背景の描き方が成長した2年次の作品
構図・背景の描き方が成長した2年次の作品
iPadで作品制作中の様子
iPadで作品制作中の様子
1年次の高文連出品作品
1年次の高文連出品作品
2年次の高文連出品作品
2年次の高文連出品作品
デッサンの授業中
デジタルイラスト1年次の作品
構図・背景の描き方が成長した2年次の作品
iPadで作品制作中の様子
1年次の高文連出品作品
2年次の高文連出品作品

今回は、北海道芸術高等学校(通称:北芸)札幌キャンパスのマンガ・イラストコースの授業内容や、どんなことに挑戦できるか聞いてみた。

教えてくれるのは、以前のインタビューで毎日自宅から北芸まで、片道3時間以上かけて通っていると話してくれた、2年生のNさん。( >前回の記事はこちら

Q. まずは3時間かけても通いたい北海道芸術高等学校の魅力を教えてください。

絵を描くことを仕事にしたいと思っている私にとって、北芸は普通の高校ではできない貴重な経験を積める場所です。技術を学べるだけでなく、ゲーム会社などが学校に説明会に来てくれたりと、クリエイティブな企業とのつながりを持つことができます。説明会では自分のポートフォリオを見せて企業の方に講評していただき、とても勉強になりました!

こういった卒業後の進学や就職への対策を早くから行ってくれるのは、北芸の本当によいところだと実感しています。高校生のうちに真剣に将来のことを考えられる機会がたくさんあります。サポート体制がよくできているので、3年生になる来年、学校・先生方に頼って進路対策がんばりたいと思います!

iPadで作品制作中の様子
iPadで作品制作中の様子

Q. それではマンガ・イラストコースにはどんな授業があるのか教えてください。

3年生になると増える授業もあると思いますが、現在2年生の時点のマンガ・イラストコースの授業は、デッサン、デジタルイラスト、アナログイラスト、マンガテクニック、デザイン・作品制作の授業があります。その他、普通科目の授業、社会に出たときに必要なことを学ぶキャリアの授業、iPadやスライドなどの使い方を学ぶ授業もあります。

Q. 芸術科目の授業について簡単でよいので教えてください。

デッサン
鉛筆でモチーフを描く、絵の基本のような授業です。まずは簡単なモチーフを描くことからスタートし、形や質感を正確に描くための技法を学びます。

デジタルイラスト
Photoshop、Illustrator、CLIP STUDIO PAINTなどのデジタルツールの使用方法を教わりながら、作品を描いていく授業です。1年生のときは基礎的な使い方を学び、2年生になると質感・背景の描き方、構成・デザインの仕方などを学び、より専門的な内容にレベルアップしていきます。

アナログイラスト
色鉛筆やコピックマーカー、水彩絵具、油彩絵具などさまざまな画材を使用して、イラストなどの作品を描く授業です。

マンガテクニック
物語の作り方やキャラクターを描く技術を学びます。漫画を描くのがはじめてでも基礎から教えてもらえるので楽しんで取り組めます。

デザイン・作品制作
テーマに合わせた作品制作をします。絵画やイラストだけでなく、配置や構図などレイアウトを学ぶことができます。

Q. 解説ありがとうございます、 1番好きな授業はなんですか?

1番好きなのは「デジタルイラスト」の授業です。2年生になり質感表現や背景の書き方を中心に学んでいて、難しくはなりましたが専門的なことを覚えることで表現の幅も広がりました。
将来就職した時に必要な技術が身に付いているな、今後活かせそうだなと実感できるので、できることが増えていくのがとても楽しいです!

デジタルイラスト1年次の作品
デジタルイラスト1年次の作品
構図・背景の描き方が成長した2年次の作品
構図・背景の描き方が成長した2年次の作品

Q. 学ぶ環境は整っていますか?

デッサンをする教室にはキャンバスや石膏像などが用意されています。しいていうなら椅子が動かしにくいのでキャスター付きの椅子になるとうれしいかな(笑)。
デジタル関連では、Illustratorというツールがかなり重くてiPadだと動きが遅いのですが、授業の時は1人1台PCが用意されているのでスムーズに作業できます。授業ごとに設備は整っていると思います。

Q. 取得できる資格などはありますか?

学校全体で、希望者は色彩検定を取得できます。対策授業として講師の方が来てくださって講義を受けます。私は色彩検定3級を取得しました。
また、マナー・接遇に関する資格も任意で取得できます。私は取得していませんが、その他も様々な検定があり他のコースの子などは取得していると思います。

Q. 挑戦できるコンテストなどはありますか?

北海道高等学校文化連盟が主催している「高文連石狩支部 美術展」というコンテストがあります。学校から出品できる人数は限られていますが、絵画部門に1年次・2年次と出品させてもらいました。基本的にはアナログの絵画を募集しており、結構大きなキャンバスに作品を描くのでやりがいがあります。2年とも佳作をいただきました。

1年次の高文連出品作品
1年次の高文連出品作品
2年次の高文連出品作品
2年次の高文連出品作品

Q. 北芸で学んで成長したと感じた点を教えてください。

基礎を学んだことで、やはり絵を描く技術が成長したと感じています。結構アナログでできるようになったことがデジタルで活かせたりするので、最近はしょっちゅう人体を描く練習をしています。

また、昔はすごくメンタルが弱かったのですが、北芸の仲間たちはすごくメンタルが強い子が多くて、いい意味で図太いので、私もいつの間にか強くなってきました(笑)。変に考えすぎちゃうところがあったのですが、だいぶ柔軟に考えられるようになってきた気がします!

Q. 入学前に比べて、将来についてどう考えるようになりましたか?

入学して専門的な技術を学んだり、企業の説明会に参加したりすることで、とても具体的に将来を考えられるようになりました。
現在は、進学ではなく、ゲーム会社への就職を希望しています。イラストレーターなども一応考えてはいるのですが、絵一本に絞ってしまうと、ずっと絵を描き続けるのが人生になってしまって、スランプに陥った時に辛いなと感じてしまう自分がいるためです。

ゲーム会社はどちらかというと、キャラクターデザインを描き続けるというよりも、配置のデザインや小物のデザインなどが多いんです。
デザインを学びながら絵を描いていくようなスタイルで仕事をしたいと思っているので、就職して新しいことを覚えながら、作品や社会に関わり、貢献できればと思っています!

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