【在校生インタビュー:Tさん】芸高の魅力は“人”。個性があることが普通なので違う考え方の仲間たちが大好き

北海道芸術高等学校グループ(以下、「芸高」と言う)の東京池袋サテライトキャンパスで、マンガ・イラストコースを専攻している3年生のTさん。昨年はコースのリーダーを努め、学校行事も積極的に参加しているTさんに学校生活や将来について伺ってみた。

Q. まずは芸高を選んだ理由を教えてください。

幼い頃から絵を描くのがずっと好きでした。中学生になると進路も考えるので、本格的にイラストに取り組みたいと感じました。
普通の高校に進学するよりも自分の時間を大切にしたいな。そう思って、自分のやりたいことに時間を使えるマンガ・イラストコースのある芸高を選びました。

Q. 実際に東京池袋キャンパスに通ってみていかがでしたか?

マンガ・イラストコースでは、イラストの基礎になるデッサンやマンガテクニック、アナログおよびデジタルイラストなどを学んでいますが、私は漫画もイラストも人物が苦手なので、動物や架空のキャラクターなどを描くことが好きです!
デジタルイラストは、芸高に入ってからはじめて学びましたが、新しい技術がたくさんあり、とても学びがいがあります。

技術を学ぶのはもちろんですが、私自身が1番変わったのは、考え方かもしれません。

中学生の頃は、自分の世界でしか物事を考えられず、他人の考えを受け入れられないこともありましたが、芸高では個性があることが普通だから、日々いろんなことを聞いたりするうちに、他人の意見をどこかで否定するということがなくなりました。
今は逆に、それぞれ違う考え方のある仲間たちが大好きで、みんなで仲良く過ごしています!

Q. 昨年のマンガ・イラストコースのリーダーを努めたそうですね、いかがでしたか?

はい、学校行事の芸術発表会のために、1年かけてマンガ・イラストコースでひとつの作品を作ったのですが、リーダーとして全体をまとめるのに苦労しました。
1本の動画制作と会場展示での指揮は、すごく大変なことが多かったですが、がんばったぶん達成感も大きかったですし、良い経験になりました。

今年は、2024年新入生歓迎会のお手伝いにはじめて参加してみました。
いつもはあまり他の学年との行動はないのですが、3学年通して関わり合うことができて良かったです。役に立ちたいというのもありますし、得ることも多いので、学校行事には結構積極的に参加しています。

教室にて
教室にて

Q. 芸高の魅力を教えてください。

とにかく芸高の“人”が好きです!
個性的な先生や生徒がたくさんいて、生徒でも考え方がしっかりしていて。
また、全国にあるキャンパスにそれぞれ特色があり、同じ学校だけど全然違うことも面白いと思います。私は東京池袋キャンパスに通っていますが、スクーリングで北海道の仁木本校に行った際に、他のキャンパスの子たちと一緒になり、話してみると授業内容などいろいろと違って、キャンパスにも個性があるなと感じました。

それから、芸高の本気度の高いイベントが大好きです!
芸術発表会など、自分たちの力を発揮できるワクワクするイベントでいっぱいです。毎年とても楽しみなんですよ。

Q. 今後について教えてください。

デジタルイラストを習う過程でデザインについても学び、今はイラストだけでなくデザインも楽しいと感じているところです。
今ですと、将来はグラフィックデザインやファッション系の衣装デザインなどを仕事にしたいと思っています。
イラストも楽しいですし、これから勉強をしてまだまだ変わるかもしれませんが、現在はデザインを活かした仕事に就けたらいいなと思っています!

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