
横浜芸術高等専修学校(通称:横芸)の美術コースを専攻している1年生のKさん。入学式で新入生代表で「誓いの言葉」を担当されたりと意欲的なKさんにお話を伺ってきた。
Q. まずは横芸に入学した経緯を教えてください。
小さい頃から絵を描くことが大好きで、いつも描いていたので気がついたら好きになっていました。お父さんがデザイン関係の仕事をしているので、よくデザイン展や美術館に連れて行ってくれていたのでそれがきっかけなのかもしれません。
たくさんの作品を見てワクワクし、刺激をもらい、私の創作への情熱をかき立ててくれました。特にラッセンの絵が大好き!あのキラキラした世界観が好きで見ているだけで幸せな気持ちになれます。ラッセンを含む様々な作品鑑賞が原動力となり、芸術への関心が私の心に根付いていったのかなと思います。
中学に入ってもやっぱり絵を描くことが好きだったので、中学2年生の時には美術系の高校に進もうと決めていました。公立高校とも迷いましたが、横芸には美術コースがあることを知っていたので、最終的に横芸に決めました。両親も応援してくれました。
Q. 実際に横芸に通ってみていかがでしたか?
絵を描くのに時間がかかるタイプなので、提出の締切などを守れるのかなって心配だったのですが、学校では長い期間を設けて、基礎からじっくり教えてくれるので、自分のペースでもついていける内容で安心しています。
美術コースは少人数で、生徒数は7名です。毎日午前中は美術に関する授業が行われ、午後は通常の学科の勉強が続きます。美術の授業では、毎回ほぼマンツーマンでプロの先生に直接じっくり教えていただけます。そんな機会は決して当たり前じゃないと思うしすごく貴重。本当にありがたいです。
先生も熱心で親身に指導してくださり、生徒との距離も近い。それは横芸の最大の魅力だと思います。また、クラスメイトとはお互いの作品を見せ合ったりして、刺激を受けたり共感したりすることで、切磋琢磨し合っています。毎日とても楽しいです!
最初は、自分の作品を見ては「だめだな」と何度も思い、ガッカリしたり落ち込むことも多々ありました。でも美術の世界は広い!自分よりも優れた才能を持つ人々がたくさんいることは当たり前。世界の広さを知り、その事実を受け入れられるようになった時、すごく心が楽になったんです。
広大な美術の世界の中で自分はちっぽけな存在であることに気づきました。
心の目で広い世界を見渡し、自分の小さな失敗や不完全さを気にすることなく、前を見て前進することができるようになりました。
Q. 今後の目標や夢を教えてください。
高校卒業後は美大進学を目指し、いつか誰もが驚くような作品を創りたいと思っています。
自分の強みは、常に自分を一番だと信じ続けていることです。他の人が自分の絵をどう評価しようと、私は自分の絵が大好きだし一番だと信じてがんばっています。
美術の世界にはもちろん多くの尊敬する画家や先輩がいて、自分はまだまだだとは思いますが、それでも私は自分の作品が大好き。
コンテストとかで自分の作品を見た時に、やっぱり他とは違うって感じるし、「私の絵、やっぱり最高じゃん」って思える瞬間が嬉しいです。それは、作品に対する情熱と愛情を持って、絶対に妥協したくない!という強い気持ちがあるからこそ得られる気持ちだと思っています。
自分が納得できる作品を生み出すため、これからもその信念を曲げずにずっと持ち続けていきたい。そして、自分が最高だと思える作品を作り続けていきたいです!
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