芸高 仁木本校ができるまでの奮闘!

遡ること2006年春、十勝清水に特区の学校として開校した北海道芸術高等学校。
2013年春には在校生徒数が清水町と約束をしていた1,000人を超え、開校10年目を迎える2015年春、生徒への更なる教育環境の充実を考え「学校法人化」と仁木町への「本校移転」することとなる。
仁木町の本校舎は、廃校になった高校の校舎を譲り受けたもので、非常に広い施設となっている。
しかし、「学校法人化」と仁木町への「本校移転」はそう簡単なものではなかったそう。
校舎探しからのスタート。
運よく仁木町に空き校舎を見つけるが、入札制度で他にも希望者1名いた。
どうにか落札したい!!という熱い気持ちはあるものの、入札額が負けてしまえばそれまで。
相手よりもわずかに上回る形で入札できるのがベストだ。
そんな緊張感のなか迎えた入札日、なんともう1名の希望者が辞退。
芸高は希望額で入札することができたのだ!
なんと運が良いんだろうと安堵。これで無事本校移転ができる!
と思っていたのも束の間、次なる試練が待っていたのだ。
なんと落札した校舎が「学校法人化」するにあたっての要件を満たしていないと意義を唱えられることに。
もともと商業高校として使われていた校舎を使うのだから、
当然すんなりと許可されると思っていたところ、なんと当時は満たしていた要件が、
その後一部変更となり、今のままでは体育館(運動を目的とするスペース)の面積が法人化の要件を満たしていないというのだ。
体育館は十分過ぎる面積があるのに、その倍近い面積が必要だという。
もう一つ体育館を造るには十数億?かかり現実的ではない。
何より新しい学校の設置を認めない、そのためのルールとも思え、絶対に越えられないハードルを課せられたと不安でいっぱいになったそう。
生徒に対する教育サービスを充実させたい一心で、法人化の認可をもらうために所轄官庁に足繫く通う日々。
数ヵ月後、その姿勢が認められたのか、当初は学校法人化に難色を示していた担当者さんが「用途変更」という手段があると。
えっ!それならそうと早く教えてほしかった・・・という気持ちを押し込め、実習棟、柔剣道場を第2、第3体育館に用途変更。これで要件を満たしたか⁉
「いやいや、残念。60平方メートル足りないです」と担当者さんから言われ、茫然自失(泣)
学校法人化を目指して飛び出した十勝清水へ戻るしかないのではという話も出たという。多くの生徒たちの学び舎として、仁木のこの地を選んだが、もう諦めるしかないのかとまたまた肩を落とす日が続いたそう。
そんななか、突然、希望の光が差し込んだ。
なんと、倉庫を改修工事し、格技室として用途変更できないかというアイディアが生まれたのだ。
新たに誕生した格技室により、ようやく念願の認可がおり、「学校法人化」と仁木町への「本校移転」が叶ったのだ!

いろんな試練を乗り越えてできた仁木本校。救世主となった格技室(元倉庫)は、学校関係者や生徒から「聖なる場所」としいて崇められている・・・らしい・・・。
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