マンガ・イラストコースではどんなことが学べるの?授業について教えて!(北海道芸術高等学校 東京池袋キャンパス編)

授業で学んだことを活かし自身でバトントワリングの衣装をデザイン!
授業で学んだことを活かし自身でバトントワリングの衣装をデザイン!
作品制作の授業で制作したキャラクターデザイン
作品制作の授業で制作したキャラクターデザイン
真剣に取り組むTさん
真剣に取り組むTさん
授業で学んだことを活かし自身でバトントワリングの衣装をデザイン!
作品制作の授業で制作したキャラクターデザイン
真剣に取り組むTさん

今回は、北海道芸術高等学校(通称:北芸)東京池袋キャンパスのマンガ・イラストコースの授業内容や授業の環境などについて探ってみようと思う。

教えてくれるのは、以前のインタビューで北芸の個性的な先生や生徒たちについてや、芸高全体で開催されるイベントが大好きだと語ってくれた、3年生のTさん。( >前回の記事はこちら

Q. まずはどんな授業があるのか教えてください。

1年次は、デッサン、アナログイラスト、デジタルイラスト、作品制作、マンガテクニック、苦手な分野を克服するフォローアップの授業がありました。また、月に1度土曜日にキャラクターデザインの授業をオンラインで受けていました。

2 年次は、フォローアップの授業が作品制作強化に変わりました。また、特別授業で西洋美術館に行ったり、イラストレーターとして活躍する夏目レモン先生のイラスト講座がありました。

3 年次の今は進路対策などもあるので、主に卒業制作を含む作品制作の授業に力を入れています。

Q. 芸術科目の授業について簡単でよいので教えてください。

デッサン

はじめはカッターを使用して鉛筆の削り方から学び、そして鉛筆の硬さによる書き分け、立方体などの簡単なモチーフから描いて基礎を学びます。デッサンと聞くと、堅苦しい印象を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、鉛筆淡彩やボールペンデッサンなど、一味変わった授業で、楽しく学ぶことができます。

アナログイラスト

色鉛筆や絵具などといった一般的な画材のほかに、コピックやオイルパステルなどの初めて使う方も多い、画材も使用します。内容は主に、ポスターや本の装丁デザイン、人物イラスト、パッケージデザインなどイラストやデザインを幅広く学ぶことができます。

デジタルイラスト

ペイントソフトの基本的な操作を学びながら、作品制作を行います。3年間を通して、人物を主としたキャラクターデザインや、構図の取り方、配色などを学びます。専門的な知識を学ぶことで、イラストがどんどん上手くなるのを感じることができ、とても楽しいです。キャラクターイラストは、立ち絵と一枚絵の双方を学ぶことができます。

作品制作

1年をかけて、ひとつの与えられた課題に対して自ら計画を立てて、作品を制作します。毎年課題は異なり、私たちの代は1・2年次で、カレンダー制作やページのレイアウトなどを学びました。3年次では、共通して卒業制作を行います。
計画的に進めるのが苦手で不安方でも、先生方の手厚いサポートとアドバイスにより、心配なく制作できます。

マンガテクニック

1・2年次では、漫画の技法やパースペクティブ、ストーリーの作り方などについて学び、3年次では、それらを活用して1本の漫画を描き上げます。漫画を描いたことがない方でも、先生が、一つひとつ丁寧に教えてくれます。

Q. 解説ありがとうございます、1番好きな授業はなんですか?

「作品制作」の授業ですね。アナログイラストや漫画の授業とは違い、コンセプトや技法など、自分で考えて作業をするので面白いです。
前回のインタビューでお話したのですが、私は北芸で学ぶ過程で、グラフィックデザインやファッション系にも興味を持ちました。作品制作では、デザインの分野について先生に相談してみたりと、コースに捉われずに多くのことを学べます。

作品の補足をくださいあああああ
作品制作の授業で制作したキャラクターデザイン

Q. 学ぶ環境は整っていますか?

はい、東京池袋キャンパスに通っていますが、環境は整っていると思います。デジタル系の作品を作成する際の、アプリなどのソフトウェアも揃っていて、新しい様々なことを学べます。

先生は一人ひとりと向き合ってくれて信頼できますし、個性的な仲間たちと楽しく学んでいます。ちなみに私の学年は結構落ち着いた生徒が多いですが、後輩の1・2年生はすごく元気です(笑)。北芸は個性的な生徒たちが集まっているので、雰囲気は学年によって異なり、特色があって良いと思います!

また、マンガ・イラストコースでは、授業内で受けるわけではないですが、学んできたことを活かして色彩検定の資格を取得する生徒も多いです。私は迷っていてまだですが、これから受けたいなとは思っています。

真剣に取り組むTさん
真剣に取り組むTさん

Q. 挑戦できる大会・コンテストなどはありますか?

まずは芸高グループ内の取り組みですが、全キャンパスのマンガ・イラストコースと美術コースの作品が集められた『北風』という作品集があります。作品を応募して選ばれると、分厚い作品集に掲載されます。毎年発行しているので、1年に一度そのチャンスがあります。

それから「出版社持ち込み企画」があります。希望者は出版社に漫画を持ち込み、出版社の方に話を聞いてもらったりアドバイスをもらえるので、貴重な機会だと思います。

あとは、それぞれ個人の活動として、授業で作成したイラストや漫画などを公募に出すことが多いです。私も1年間に9作品ほど、1年生の時から出し続けています。イラストや4コマ漫画などジャンルは多岐に渡ります。

4コマ漫画は、入賞はできなかったのですが、芸高グループの作品集『北風』に、優秀賞として掲載されたので嬉しかったです!
北芸に入っていなかったら、4コマ漫画の公募なんて考えもしないですが、先生に意見をもらいながら新たらしいことに取り組めるのは楽しいです。『北風』への掲載で、自分でも成長を感じることができました!

Q. 北芸で学んで成長したと感じた点を教えてください。

北芸に入るまでは趣味の範囲で絵を描いていたので、技術面はとても成長したと思います。トンボの使い方、 目線の高さや遠近感を意識するパースペクティブなど、専門的なことを学んだことで、描けるイラストや漫画が増えていきました。

また、北芸は本当にいろいろな考え方の生徒が集まっているので、どういう風にアドバイスしたり、どういう風に接するのがお互いに良いのかなど考えるようになり、コミュニケーション能力が高まったと思います。人間的にも成長できて、北芸に入って良かったと思っています!

Q. 進学・就職へのサポート体制はどうですか?

現在3年生で私は大学進学を考えているのですが、先生のサポートはすごく手厚くて、感謝の気持ちでいっぱいです。大学進学の場合、受験方法として総合型選抜をとる生徒が多く、書類審査があるのですが、北芸では何度も丁寧に書類を添削してくれますし、面接の練習も何度も行うことができます。
先生は生徒一人ひとりにしっかり時間をとってサポートしてくれるので、最後まで安心です。私自身、まさに今、たくさん先生に相談しています。

Q. 入学前に比べて、将来についてどう考えるようになりましたか?

入学前は、ファッション・ビューティコースと迷っていたのですが、マンガ・イラストコースを選び、デザインなど「芸術」について様々な方面から学べたことで、具体的に考えられるようになりました。

今は、ファッション方面で大学を目指しています!
習い事でバトントワリングを13年間続けているのですが、その衣装のデザイナーになりたいと思っています。受験対策を迎えた今年になって、明確な目標が定められたかんじです。

授業ではないですが、北芸で学んだことを活かして、プライベートで衣装のデザイン画を作成し、オーダーメイドで制作しました。
自分の好きなことを仕事にするという目標を持ち、叶えるために、大学受験がんばりたいと思います!

Tさんが自身でデザインしたバトントワリングの衣装!
Tさんが自身でデザインしたバトントワリングの衣装!

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