【卒業生インタビュー:Sさん】 人生を変えた「あたたかい居場所」——勇気を出して一歩を踏み出し、夢を掴んで講師として母校へ戻るまで

口下手で人前に出るのが苦手だった一人の少女が、横浜芸術高等専修学校(横芸)というあたたかな居場所に出会い、劇的な変化を遂げました。資格取得や生徒会副会長への挑戦を経て手に入れたのは、「自分を信じて踏み出す勇気」。憧れのプロへ直接直談判して勝ち取った夢への第一歩、そして教員として母校へ恩返しを果たすまでの、成長ストーリーをお届けします。
あこがれを胸に選んだ「横芸」との出会い
幼い頃からクラシックバレエを習い、ステージメイクを通じて「可愛く変身させてくれるメイクさん」に強い憧れを抱いていたSさん。中学生になり進路に悩んでいた時、北海道芸術高等学校グループ(横浜芸術高等専修学校/通称:横芸)のチラシを目にします。
美容師免許と高校の卒業資格を同時に取得できる魅力に加え、決め手となったのは体験入学で出会った先生や先輩たちの存在でした。明るく優しく接してくれるあたたかい雰囲気に惹かれ、「ここなら楽しく充実した高校生活が送れそう」と入学を決意しました。
苦手だった自分を乗り越え、大きく成長できた3年間
入学後、横芸の明るく自然に挨拶が飛び交う風土の中で、Sさんは着実に技術と知識を磨いていきました。在学中には美容師の勉強だけでなく、パーソナルカラーリスト検定1級をはじめとする数々の資格を取得。好きなことに全力で打ち込める毎日は、何物にも代えがたい時間となりました。
さらに大きな転機となったのが「生徒会」での活動です。もともとは人前に出ることや話すことに苦手意識を抱いていましたが、「自分を温かく迎えてくれた先輩のようになりたい」「学校をもっと良くしたい」という想いから、2年生の時には副会長選挙に立候補。
一歩踏み出せたのは、失敗を恐れず挑戦させてくれる横芸のあたたかな環境があったからこそ。生徒会として各種イベントの運営をやり遂げた経験は、彼女を人として大きく成長させました。
憧れのプロへ直談判、そして想い出の詰まった母校へ
卒業後の進路でも、Sさんの積極的な行動力が光ります。オープンキャンパスの講義で強い刺激を受けたプロのヘアメイクアーティスト(現在の所属会社社長)に対し、当時18歳ながら「働かせてください!」と自ら直談判。見事チャンスを掴み取り、技術試験を経て採用を勝ち取りました。現在はプロの現場でアシスタントとして研鑽を積んでいます。
そして、彼女の挑戦はそれだけにとどまりません。2024年からは、なんと講師として横芸の壇上に立つことになったのです。
初めて一人で教壇に立った日は緊張したものの、学校へ足を踏み入れれば、変わらない笑顔で迎えてくれる先生や後輩たちがいました。
「横芸は母校という存在を超え、あたたかくて安心できる私の大切な居場所なんです!」
かつて背中を押され、夢を見つけることができた大切な場所。今度は教える立場として、あたたかな居場所から新たな挑戦者の夢を支え続けています。
「私にもできるかも」そう思えた瞬間が、ここにある。
18歳で夢の社長へ直談判したリアルなエピソードや、実際の授業・後輩指導のあたたかな風景など、こちらには収まりきらなかったSさんの生の声と弾ける笑顔の写真は、ぜひ元記事でご覧ください!

